『必ず伸びる! 必ず伸ばす!』英単速習法(前編)
私は、塾講師としての使命と責務において『必ず伸びる! 必ず伸す!』をモットーに、英語の講師として第一歩を歩み始めました。
初めの頃は、「どうしたら短期間に生徒の英語の成績を上げられるか?」が私の最大の関心事でした。試行錯誤を重ねながら、私が得た結論は「英語学力を伸ばすには単語力の習得が絶対に不可欠である!」ということでした。
しかし、英語が苦手な生徒の共通の特徴は、「単語が一人ではなかなか覚えられない!」という点でした。そこで私は、英語の授業で生徒と一緒に単語を覚える独自の「英単速習法」を考案し実践しました。当初は思うように成果が出せず、試行錯誤の連続でしたが、それでも生徒たちの中からは、着実に単語力をつけ苦手な英語を得意教科へと変えながら大きく飛躍していく生徒が相次いで出てきました。
こうした実践体験を通し、私は、短期間に集中して単語力を習得させることが、英語力を伸ばす起爆剤となることを確信しました。
しかし、初期の「英単速習法」は、生徒全員に適応させるには少し無理がありました。普通の生徒であれば簡単に暗記できるスペルでも、極度に暗記を苦手とする生徒にとっては、暗記する際のスペルの語数が多すぎるとか、音声のリズムがなかなか習得できないということがありました。
又、こちらの教える側の真剣な熱意が生徒にとってはプレッシャーを感じさせる結果となり、思うような成果が出せないケースもありました。
私は、こうした状況を打開するために様々な創意工夫を続け「どうしたら、もっと簡単に英単語を習得させることができるか?」と試作し改良に改良を重ねながら「英単速習法」の探求を続けてきました。
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