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~冬休みにやるべき学習課題~

苦手科目・分野を正確に特定する10の方法

受験直前の冬休みは苦手科目、分野を克服する最後のチャンスです。
冬休みに入る前に、どの科目のどの分野を重点的に勉強すべきか、自分の苦手科目・分野を正確に特定する「10の方法」を紹介します。

 

〈1〉模試での成績表の「偏差値」を確認し直す

夏以降に受けた模試の成績表の各科目の偏差値を月ごとに見直してみてください。もし、伸び悩んでいたり、下がっている科目があれば、その科目を重点的に勉強すべきだということがわかります。

 

〈2〉各教科別に「大問」ごとの見直し

成績表の「得点」を「大問ごと」に確認してみてください。得意科目であっても、あまりできていない単元が見つかるはずです。得意科目であれば取り組みやすいので得意科目をさらに安定させ得点UPにつなげましょう。

 

〈3〉「正答率」が高い問題で、自分ができなかった問題を確認する

模試の成績表の「受験者正答率」が高い問題で、自分ができなかった問題が、苦手なタイプの問題といえます。受験者正答率が高いということは難問ではありません。比較的短時間で克服することが可能な問題です。

 

〈4〉2学期の定期テストの答案の見直し

模試以外に、学校の2学期定期テストの答案も見直し、どんな問題が解けなかったのかを把握しましょう。マニアックな問題はさておき、知識事項や基本的な問題でできていなかったものがあれば、優先してできるようにしておきましょう。

 


〈5〉志望校の過去問を解いて「大問ごと」に得点を確認する

たとえ模試の成績が今ひとつであっても、志望校の過去問に強くなれば合格は可能です。志望校の過去問を制限時間内に解いて採点し、「科目ごと」「大問ごと」の得点を記録してください。志望校の入試問題においてどの科目のどの分野が弱いかが明らかになります。

 

〈6〉過去問を解いて採点し、どんなタイプの問題が解けないか確認する

入試問題の傾向は毎年、大きな変更はありません。志望校の過去問を解いて採点し、どんなタイプの問題が解けないか確認してみてください。入試までに苦手なタイプの問題をどう克服すればよいかが明確になります。

 

〈7〉各種テストでのケアレスミスの傾向を把握する

入試において軽視できないのがケアレスミスです。ケアレスミスはなくそうと意識するだけではなくなりません。今までどんな問題でどんなミスをしてきたのかを目をそらさずに把握します。そのうえで、そのミスをなくすにはどう対処すればよいか、対策を立てましょう。

 

〈8〉苦手科目を1,2年の教科書から点検する

苦手科目は克服可能です。
その苦手科目が「いつから」苦手になったのか、1,2年の教科書と照らし合わせて確認してみてください。苦手になった単元までさかのぼって勉強することで、わかるようになってきます。
入試が近づくと焦りますが、「急がば回れ」です。1、2年の復習は、最初は時間がかかりますが、ある時点を越えると理解が加速していきます。
苦手科目をある程度克服するだけで、総合得点を大きく伸ばすことができます。

 

〈9〉つまずいた単元を教科書や参考書、問題集などで確認する

苦手科目が「いつから」苦手になったのか、1、2年の教科書と照らし合わせて確認する過程で、つまずいた単元がわかったらその単元をメモしておきましょう。そしてその単元を教科書だけでなく、参考書や問題集も活用して勉強し直してください。当時は理解ができなかったとしても、今なら理解ができることも多いはずです。

 

〈10〉作文や記述文は先生に添削してもらう

試で配点の高い作文や記述も軽視できません。ただ、これらは解答を見てもできているのかそうでないかがわかりづらいです。作文や記述は先生に添削してもらうことで、どの程度の点数になるのかがわかります。あまり点数が悪いようであれば、アドバイスを受けたり課題を出してもらうことも必要です。

 

受験直前の冬休みは苦手科目、分野を克服する最後のチャンスです。この冬は苦手科目、分野を特定して、ぜひ効率の良い勉強をしてください。

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