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2021年度から中学英語の教科書が大幅改定!

-英語は一気に「超」難化します!-

■学習指導要領の「3つの柱」

 学校で学んだことが子どもたちの「生きる力」になるように新しい学習指導要領では、「子どもたちが自分で未来を切りひらいていけるように、生きていくための資質・能力を育んでいく」ことを重視しています。

その「生きる力」を3つの柱として掲げています。
①学びに向かう力・人間性の育成(学んだことを社会で活かす)
②知識・技能の習得(社会で生きて働く)
③思考力・判断力・表現力(未知のことにも対応できる)

 この「3つの柱」に基づき、それぞれの教科の授業内容や教科書も新しい学習指導要領に沿った内容に再編成されました。

 

❖中学英語 教科書改訂のポイント

 新しい教科書では、小学校で一定の表現や単語を身につけていることが前提となっているため、初めから、

①複数の文法表現が登場。

加えて、現実の場面に即した自然な内容であることが優先されるため、

②より複雑で彩り豊かな文章が並んでいることも特徴です。

●新しい中学英語の教科書は、とにかくボリュームが増え、難度が上がっています。

❖、英語の授業が大きく変わる!

①『4技能5領域』に
 「聞く」・「読む」・「書く」・「話す」(やり取り・発表)重視の授業

②「聴く」「話す」を中心としたオールイングリッシュの授業

③英文法…高校で習っていた文法の一部「仮定法」の基礎/「原形不定詞」「現在完了進行形」などを追加

*現行の教科書で1年かけて学んでいた英文法の多くを、1学期のうちに一気に学んでしまいます。(一部、2年の内容も含めて)

*「超」がつくほど難しくなります。
 現行の教科書よりも相当早い進度で、そして詰め込むように多くの英文法を学んでいくことになります。

④英単語…3年間で扱う英単語は1600~1800語に(現行1200語)
 (小学校で学んだ600~700語を加え合計2200~2,500語に)

❖小学生の間にしっかりと土台を築き、中学校からの学習に備えることが絶対不可欠の条件に!
❖高校入試も新しい学習指導要領に影響を受け今後大きく試験内容が変化していく可能性があります。

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