都立高校入試 国語の必勝攻略法!
■大問1・2の「漢字の読み書き」(20点)の攻略法
★大問1:「漢字の読み」の問題は、中学の漢字が出題
★大問2:「漢字の書き」の問題は、小学生の漢字が出題
■大問3の「小説文問題」の攻略法
*「この表現から読み取れる」ものを選ぶパターンの問題
大問3には、次のような問題が3問程度出ています。
・「……」とあるが、この表現から読み取れる「—」の様子 として、最も適切なものは、次のうちではどれか。
☆設問文に、「この表現から読み取れる」ということが書かれている
「この」とは何を指すかというパターンの問題
- 本文を見なくても正解の選択肢が選べる!
★「この表現から読み取れる」の「この」とは、設問文内の傍線が引かれている「〇〇〇」を指す。
★設問内の傍線が引かれた「—」を見て、それに近い言葉が含まれている選択肢を選べばOK!
- 選択肢文中に下記の言葉が含まれている選択肢は「×」避ける!
①「時間の経過ともに」 ②「細部までありのままに」
③「対比を用いて」 ④「順序立てて説明的に」 ⑤「幻想的に」
■大問4の「論説文問題」の攻略法
- 選択肢文中に下記の言葉が含まれてい文は避ける!
①「必ず」 ②「常に」 ③「誰でも」
④「いつでも」
☆例外を認めない100%」の断定的な言い回しを含む言葉のある選択肢は
不正解である場合が多いので避ける!、
■大問4の「傍線部問題」は、3種類です。
①傍線部の「指示語」が示す箇所を探す問題
②傍線部の「理由」が書かれている箇所を探す問題
③傍線部と同じ内容の文を別の言葉で述べている箇所を探す問題
〈解き方〉
❶傍線部の直前にある最も近い内容の選択肢を選べばOK!
❷傍線部の直後にある最も近い内容の選択肢を選べばOK!
❸傍線部の前後で最も近い内容が書かれている選択肢を選べばOK!
■「作文問題」はテーマに沿ってミスなく書けば「10点」満点が取れる!
- 「作文問題」の採点は、減点方式なので作文の内容や文章の良し悪しに よって加点されることはありません
★テーマに沿って、日本語の使い方が正しく、漢字などを間違えなければ「10点」満点が取れる!。
〈作文の書き方〉
*テーマは、最後の段落に書かれている筆者の「主張の結論」です。
①その内容対し自分は「賛成」することを表明する。
②その理由に合った体験談を具体的に書く。
※テーマに合うような体験がない場合は、本当の体験でなくてもOK
なので適当な体験を創作する!
③最後にもう一度、「賛成」であることを述べればOK!
*よく出題されるテーマ
①「コミュニケーション」 2「科学技術」
③「環境問題」など。
❶「コミュニケーション」に関するテーマでの体験談は家族や友人、学校の行事やクラブ活動などを題材に書く。
❷「科学技術・環境問題」に関するテーマは 『最近、〇〇というニュースまたはテレビを見た。』とすれば体験談としてOK!
■大問5の「論説文問題」の攻略法
- 大問5は、「現代文と古文」の融合問題です。
- 下記の3ポイントを押さえておくこと!
①古文にはすべて口語訳がついているので解き方は現代文と同じ。
②古文の内容が把握できているかが問われる。
★最初に、問題の選択肢を読めば、本文を読まずに、今回の話がどんな内容なのかを把握できる。
③対話の中での「〇〇さんの発言のこの対談における役割とは?」の問題では、『肯定』を選べばOK!
★この問題で「否定的な表現」を含む選択肢が正解になったことはない!
■「……とあるが、同じ意味・用法で文をつくれ」問題の攻略法
*本文中の指定語と同じ意味・用法で文を作らせる問題が出題されます。
・「私はもとより文字を書くことを知らない」の「もとより」を用いて文を作る問題。
★こうした「例文作成問題」は、本文を少し変えるだけでOK!
(例)「妹はもとより英語を書くことを知らない」
(例)「あれはさながら東京の景色のようです